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2006年秋更新
第三の嘘 Agota Kristof 『悪童日記』三部作の最後を飾るこの本。 書けば書くほど傷は大きくなり、話せば話すほど絶望が深くなる様は何ともたまらん。 「救い」も「開放」も文章を書くことでは求めない決意は鬼気迫り、物語る事に潜む恐ろしさを見せ付けてくれます。
存在の耐えられない軽さ Milan Kundera 千野 栄一 (翻訳) 集英社 1993/09
「軽い」を「重い」の上位概念として、「重い」テーマを「軽く」語るバランス感覚が素晴らしい。
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